ART LEAP 2018「道具とサーカス」関連企画トーク
普段は知ることのできない展覧会設営のプロフェッショナルの仕事とは
一つの展覧会が出来るまでには、アーティストはもちろん、キュレーターやデザイナー、運送会社など様々な業種の方が関わっています。
今回のトークイベントでは、アーティストや作品と対話しながら、展示構成や会場施工を行う展覧会設営の仕事に焦点を当てます。
ゲストには、現場施工40年のキャリアをお持ちで美術館や博物館の展覧会を数多くご担当されてきた株式会社Studio Sawnaの和田雅弘さん、そして、「ART LEAP 2018」の出展作家でもあり、美術家として活動する一方、近年多くの展示設営を手がける池田精堂さんをお迎えし、お二人がこれまで関わった展覧会を紹介するとともに、設営・施工の視点から、普段は知ることのできない展覧会をつくる現場のお話を伺います。
開催概要
〈ART LEAP 2018〉
展覧会をつくる仕事 ー設営・施工の視点からー
日時:2019年1月26日(土)18:00〜20:00
料金:500円(1ドリンク付)
※ゲストへの質問を募集しています。ご質問がある方はお申し込みの際にお伝え下さい。(すべての質問にお答えできない場合がございます。予めご了承ください。)
ゲストプロフィール
和田雅弘(株式会社Studio Sawna)
1954年岡山県生まれ。1978年株式会社伏見工芸入社。店舗改装、企業展示会設営、百貨店装飾等内装仕上げ業として現場施工を担当。1992年「荒川修作の実験展」(京都国立近代美術館)を機に展覧会会場の施工を主に手掛けるようになる。その後、タキヤ株式会社、株式会社ゴードーを経て、2018年より株式会社Studio Sawna入社。
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担当した主な展覧会
「クロッシング・スピリッツ カナダ現代美術展1980-94」(京都国立近代美術館/1995年)
「技を極める-ヴァンクリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」(京都国立近代美術館/2017年)
池田精堂(美術家/Exhibition technician)
1985年京都府生まれ。2013年京都市立芸術大学大学院修了。美術家として活動する傍ら、展覧会や舞台などで美術家やデザイナー、工芸家、建築家などと関わる環境の中で様々な事を学ぶ。そこで得た技術と知識を仕事にした結果、現在の活動に繋がっている。
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担当した主な展覧会
「移動する物質ーニューギニア民族資料」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA/2017年)
「クリスチャン・ヤンコフスキー『Floating World』」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA/2018年)
展覧会情報
ART LEAP 2018「道具とサーカス」
日時:2019年2月23日(土)〜3月17日(日)
会場:神戸アートビレッジセンター(1F・KAVCギャラリー、B1F・KAVCシアター、B1F・スタジオ3)
参加アーティスト:tuQmo(池田精堂 、 ERIKA RELAX)
入場無料
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