1floor2017「合目的的不毛論」関連企画として、1floor立ち上げ時にKAVCの美術担当をされていた伊藤まゆみさん、アートプロデューサーの原久子さんをお迎えして、12月2日(土)にトークイベントを開催しました。
テーマは『「1floor」の10年、これまでとこれから。若手アーティスト育成・支援の現場』。
展覧会企画や公募展の審査員など多くの作家輩出に携わるお二人から見た「1floor」の10年を振り返るとともに、若手アーティストの育成支援についてお話しいただきました。
『近年の若手支援企画の傾向について』『関西アートシーンを客観的に見ると』『若手アーティストの支援の形』などお二人のこれまでの経験を例に様々なお話をお聞きできました。
その他にも伊藤さんからは、現在お勤めのトーキョーアーツアンドスペースでの公募展やレジデンス事業について、原さんからは公募企画での審査のプロセスについてのお話も。
最後は1floor2017の出品作家や、お越しいただいたお客様からの質疑応答の時間。
注目しているアーティストや展覧会、面白いと思うテレビ番組まで幅広く答えていただきました。
かなり盛りだくさんであっという間の二時間。
伊藤まゆみさん、原久子さん、貴重なお話をありがとうございました!
(KAVCアシスタントH.A)
展覧会情報
若手芸術家支援企画
1floor2017「合目的的不毛論」
会期:2017年11月18日(土)〜12月10日(日)12:00~19:00 火曜日休館
出品作家:大前春菜、菊池和晃、澤田華
会場:神戸アートビレッジセンター(1F・KAVCギャラリー、コミュニティースペース1room)
料金:入場無料
主催:神戸アートビレッジセンター(指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団)
https://s-ah.jp/archives/5898/