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02THE ROB CARLTON


撮影:Toru Imanishi

01匿名劇壇

03KING & HEAVY

劇評

  • 筒井潤THE ROB CARLTON『STING OPERATION』
    シチュエーションコメディに劇評を書く必要を感じない。最近、若い関西の演劇人が、批評が足りない、批評が読みたい、批評をされたいなどと言っているのによく遭遇する。しかし今回のTHE ROB CARLTONのように、劇評を必要としない作風の演劇公演は、だからこそひどい雨でも満席になる。一般の人たちが劇評など・・・

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  • 溝田幸弘ニヤニヤと爆笑
    「THE ROB CARLTON」。劇団コンセプトは「ラグビー」に「ホテル」だとか。筆者自身が高校時代にラグビー部だったこともあり、チラシを見るたび気になっていた劇団であった。ホテルのカードキーのようなチケットに、凝ってるなあと感心しながら席に向かう。暗転とともに壮大な音楽が鳴り、さあ始まる…と思いきや・・・

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  • 広田淳一「シンプルにお気楽で、かなり上質な」
    湿度MAXの日々、みなさん、いかがお過ごしでしょう? どうも、気圧の乱れで情緒も乱れるアマヤドリの広田です。そんなわけで、KAVCにてTHE ROB CARLTONの『STING OPERATION』、千秋楽を観てきたぜ。ということで早速、劇評に行っちゃいましょう。まず、白状しておきたいんだが

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  • 批評誌『夜航』吉村雄太「笑いというOperation―異文化間の差異を昇華する営みとしてのコメディー」
    The Rob Carlton Banquet Hall「Sting Operation」の舞台は「トゥイッケナムホテル」という名前の最高級ホテルのスィートルームの<1778号室>と<1678号室>の二室だ。オペレーションリーダーのジョージとスーパーメカニックのJ.J.の作戦を下に、おとり捜査官の・・・

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  • ウォーリー木下THE ROB CARLTON「STING OPERATION」
    タイトルからもわかるとおり、いわゆるコンゲームの体裁をとってはいるが、騙す側も騙される側もなにひとつうまくいかない。うまくいかないことでサスペンスが生まれるがこれをサスペンスと呼んで良いのか、サスペンスという言葉に失礼なんじゃないか、と思ってしまうくらいとても間抜けな状況が続く。ひとつひとつ

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公演概要

THE ROB CARLTON Banquet hall
『STING OPERATION』

5年の思いをリメイクに込めて。
今回の「STING OPERATION」は、2014年に京都で上演した「スティング・オペレーション」のリメイクです。
高級ホテル「トゥイッケナムホテル」のスイートルームを舞台に「STING OPERATION=おとり捜査」に臨む捜査員たちを描きます。 初演時には一昔前であった時代設定を現代に置き換え、初演時のキャストに新たなキャストも加え、作・演出の村角太洋が初演の時にはできなかったことや、終わってから思いついたこと、なかったことにしたいことを、リライトされた「限りなく喜劇に近い芝居」でお客様にお届けします。

*THE ROB CARLTONでは本公演の回数をコンセプトであるホテルに倣って、ホテルの階数のように1F・2F・・・と数えています。
*今回は再演ということで番外公演にあたるため、階数ではなくホテルの宴会場(Banquet hall)の名前が公演のタイトル「STING OPERATION」である。という意図で冠を付けています。

  • 日時
    2019年6月28日(金)~30日(日)
  • 6月28日(金)19:30
    6月29日(土)13:00/18:00☆
    6月30日(日)13:00
    (全4公演)
    上演時間:約120分予定
    ※開場は上記開演時間の30分前、受付開始・当日券の販売は60分前より

    ☆アフタートークあり:ゲスト 後藤ひろひと(Piper)
    アフタートークゲストによるワークショップの同日開催!詳細はこちら

  • 会場
    神戸アートビレッジセンター KAVCホール
  • 作・演出
    村角太洋
  • 出演
    THE ROB CARLTON[村角ダイチ/満腹満/ボブ・マーサム]
    高阪勝之(男肉 du Soleil/kitt)
    伊勢村圭太
    大石英史
    御厨亮
  • チケット
    料金
    一般前売3,500円
    一般当日4,000円
    学生前売2,000円
    学生当日2,500円
    (全席指定)
    ※学生区分のお客様は当日受付にて学生証をご提示下さい。
    (学生:小、中、高、大学、大学院、専門学校に在籍している方)
    ※未就学児童の入場はご遠慮下さい。
  • チケット
    発売日
    2019年5月11日(土)10:00より
  • スタッフ
    舞台監督:大鹿展明
    舞台美術:栗山万葉
    照明:海老澤美幸
    音響:森永恭代
    衣装:山口夏希
    音楽:村角ダイチ
    演出助手:入江拓郎
    宣伝美術:ヤマダヒカル(grahikal design)
    票券:徳永のぞみ
    制作:酒井和也

どうでもよさにあふれた紳士たちの世界を
今では新鮮なオールド・スタイルの会話劇で。

ハイテンポで繰り出される、無駄に装飾が多い会話。当人たちは真剣だけど、はたから見ると世界を動かす気配など一ミリも感じない、どうでもよさに満ちた内容。THE ROB CARLTONは現代の小劇場界に、80年代のアメリカン・コメディの王道のような「限りなく喜劇に近い会話劇」を持ち込んだ。それは現在一周まわって、逆に新鮮な笑いとして、多くの人を楽しませている。さらにそこに、ラグビーのごとく勝利に向かって団結する熱い想いと、ホテルのような非日常感とおもてなし精神までプラス。この笑いの空間は、一度味わったら再チェックインは必至だ。
text by 吉永 美和子

団体からのコメント
今回の「STING OPERATION」は、2014年に京都で上演した「スティング・オペレーション」のリメイクです。私はこの「スティング・オペレーション」がなかなか記憶に残っていまして、隙あらばまたどこかでできないものだろうかと思案していました。いつでもやれるように、できなかったことや、終わってから思いついたこと、なかったことにしたいことを心の付箋にメモしてきました。
私の5年の思いをぜひご覧ください。captain 村角太洋

THE ROB CARLTONについて
THE ROB CARLTON(ザ・ロブカールトン)は2010年12月、敬愛する「ラグビー」と「ホテル」をコンセプトに誕生しました。 “Funny” “Interesting” “Emotional” “Hospitality”この理念のもと、紳士的な振る舞いと「限りなく喜劇に近い芝居」を日々探求している非秘密集団です。

http://www.rob-carlton.jp/

チケット

※5月11日(土)10:00より、リンクが有効になります

KAVC FLAG COMPANY 2019-2020