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KAVC FLAG COMPANY 2019-2020 匿名劇壇『大暴力』

2019年6月7日(金) 8日(土) 9日(日)

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「フィクション」と割り切った世界の中で
笑いと痛みのボーダーを全員攻撃で攻める。

舞台芸術プログラムディレクター・ウォーリー木下氏がセレクトした、関西を拠点に意欲的な作品を発表している7つの劇団による公演を一年を通してくりするプログラム「KAVC FLAG COMPANY 2019-2020」。皮切り公演は匿名劇壇!
とにかく秀逸なのは言葉のセンス。そして劇団員全員が大学時代からの付き合いだからこその、良い意味での内輪感覚だ。今ドキの若者言葉を活かした、鋭くもユーモアのある台詞を巧みにパスしつつ「でもこれって結局、フィクションだから」という冷めた目線もキチンと共有。そして笑いと痛みのギリギリの線に向けて、団員総出でひたむきに打ち込んでくる姿に、グッと来てしまうのだ。しばらくは長編を封印し、言葉の面白さに特化した超短編オムニバスに挑戦するという。思い切った冒険も、この劇団員たちが一丸となれば、恐れるものはない。

開催概要

KAVC FLAG COMPANY 2019-2020
匿名劇壇『大暴力』

作・演出 福谷圭祐
出演 石畑達哉、佐々木誠、芝原里佳、杉原公輔、東千紗都、福谷圭祐、松原由希子、吉本藍子
プログラム・ディレクター ウォーリー木下

日時:2019年
6月7日(金)15:30/19:30
6月8日(土)13:00/18:00☆
6月9日(日)13:00/17:00
上演時間:約90分予定
※開演の45分前受付開始、30分前開場

料金:7劇団共通パスポート 15000円
※各公演ごとに料金設定あり。詳しくは特設サイトをご覧ください。

アフタートーク&関連ワークショップ開催決定!

日時:6月8日(土)18:00 の回終演後、アフタートークを開催。
ゲスト:広田淳一(劇団アマヤドリ/作家・演出家)

関連ワークショップについての詳細はこちらから

プロフィール

匿名劇壇
2011年5月、近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻の学生らで結成。卒業後も継続的に大阪で活動。現在の劇団員は10名。作風はコメディでもコントでもなく、ジョーク。自分たちの身近にある出来事を、自分たちをモデルにしたキャラクターを登場させながら、自己言及的な台詞を吐かせつつ、客観的でスマートなエンターテイメント作品に仕立て上げる。ポストドラマ的な表現方法を取りながらも、非常に分かりやすい作品になっていることが特徴。疾走感のある演出で、共感のしやすい物語を、メタフィクション的な多重構造で描く。同世代から強い支持を受けている。と思っている。第六回本公演『悪い癖』(福谷圭祐 作)が第23回OMS戯曲賞にて大賞を受賞。

劇団コメント
5月で劇団は丸8年を迎えます。現代の若者の視点、価値観をうつし出すような作品づくりに取り組んできましたが、それは単に「現代の若者の当事者」だったからと感じます。若者といえるか怪しくなってきた我々が、今なおなんらかの当事者足り得るのか。少なくとも、30歳に少し足りない今の我々の等身大なんて、なんだかツマラナイ。今回は「暴力」という題材をもとに、たくさんの瞬間を描きたいと思います。ちなみに、体罰はあった世代です。

撮影:堀川高志(kutowans studio)

7劇団共通パスポートについて

特典その1 お得に観劇!
1公演あたり、約2,150円で観劇いただけます。※1

特典その2 予約が楽々!
専用の窓口で予約すれば、あとは観劇するだけ。
ご予約から当日のチケット受取までがスムーズに行えます。※2

特典その3 ニュースレターをお届け!
メールまたはお手紙で予約開始日や公演内容をお知らせ。
うっかり忘れる心配がありません。

特典その4 関連イベントの参加料を割引!
ワークショップなどの関連企画に特別料金でご参加いただけます。

※1 各劇団につき1回のみの観劇となります
※2 各公演ごとに観劇日時の指定が必要です
※数量限定のため、売り切れの場合がございます
※各劇団ではお取り扱いしておりませんので、必ず神戸アートビレッジセンターにお問い合わせください。

KAVC FLAG COMPANYとは

舞台芸術分野におけるKAVCの年間プログラムとして、2019年より新たに始める舞台芸術セレクション。アーティストと劇場が協働して多様な舞台表現を生む”創る劇場”を目指し、その基盤をつくるべく本企画を始動します。
初年度となる今回は、舞台芸術プログラムディレクターのウォーリー木下氏がセレクトした、関西を拠点に意欲的な作品を発表している7つの劇団の演劇公演を一年を通しておおくりします。合わせて、批評やトーク、ワークショップなどの関連企画も開催。各劇団の作品を様々な角度から堪能していただけます。
どの劇団も今観ておきたい気鋭の劇団ばかり。一口に”演劇”と言ってもその作品や表現方法は多種多様だと実感していただけるラインナップです。この機会にぜひお気に入りの劇団を見つけてみてください。
特設サイトはこちら

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