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ニューあそび場の創造 2023年12月

「ダンスを渡す~長与江里奈の場合~」

2023年12月1日(金)24日(日)

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ニューあそび場の創造 2023年12月「ダンスを渡す~長与江里奈の場合~」

12月のニューあそび場の創造「ダンスを渡す」では、新開地アートひろばに訪れた様々な人にダンスの入り口を体験してもらえるプログラムを用意しています。

自分を表現するというと何だか照れ臭い感じがしますが、実際はそんなに大袈裟なことではありません。着る服や髪型を選ぶこと、嬉しくて笑顔になること、驚いて体が固まること、そういった日常の選択や動作も全てその人の表現であると言えます。実際にはもっと多様で複雑で曖昧で、瞬間的に移り変わっていく人間の感覚や感情を表現するのにダンスはとても適しています。

個性の塊である体から生まれるダンス、そしてそこから見える他人とのズレや違いを認めること/許すことにはテクニックだけでは測ることのできないダンスの魅力があります。

そんなダンスをたくさんの人に渡していこう!

そのような想いからこの企画はスタートします。ぜひお越しください。

プログラム内容

新開地ダンスひろば

新開地アートひろばの1階がサノユカシ、ニシハラ☆ノリオによって大変身!

商店街に音楽が流れるように、カフェに絵が飾られるように、
ひろばにダンスがあってもいいじゃない。ここではダンスが日常の風景です。

ニシハラ☆ノリオ×サノユカシ インスタレーション

イラストレーターのサノユカシさんとかぶり物作家のニシハラ☆ノリオさんによる1room全体を使ったインスタレーション作品です。イラストと造形作品がミックスし、あなたをダンスに誘います。
吊るされているものを触ろうとしてジャンプする、展示物をよく見ようと周りをぐるぐるまわるなど、境界の曖昧な空間に仕掛けられた様々なダンスの仕掛けたちが、あなたの踊りを待っています。

ぞっちの部屋

新開地ダンスひろばの一角にぞっちの部屋を再現し、ダンサー・長与江里奈の生活を展示いたします。
何でも聞いてみよう、自分のことも話してみよう。
そして一緒に踊ってみよう。一方通行でないコミュニケーションを実現します。

カブキモノ興行記

新開地アートひろばの前身である神戸アートビレッジセンター(KAVC)において、第一回新開地カブキモノ大興行(2018)から、第五回新開地カブキモノ大興行(2022)が開催されてきました。
5年間の活動を写真や映像で振り返るアーカイブコーナーに出演者の体験談やぞっちに関するコメントを展示します。

出会ったが吉日ワークショップ

新開地ダンスひろばにて、会期中ほぼ毎日ぞっちや新開地舞踊歌劇団による少人数向けのワークショップが開催されます。ダンス以外にもストレッチや瞑想、呼吸法から、味わい、ガン付け、ぶりっ子まで様々な表現方法のワークショップが行われます。未経験者大歓迎!経験者ももちろんどうぞ。参加者に合わせたオーダーメイドワークショップです。

予約優先。お申し込みはこちらから:https://forms.gle/qU7rQBoNJt718uHD8

ダンスワークショップ「知らない自分を見つけてみる」

ダンスはよく分からないけれど何か新しいことがしたい。そんな人にうってつけの、ダンスと知らなか
ったあなた自身に出会うためのワークショップです。自分の身体に意識を向けることから、他人と一緒
に踊ることの楽しさまでダンスの幅広い魅力をぞっちワールド全開でお伝えします。

詳細はこちらから

月刊ゾッチ

新開地アートひろばにて配布中!ぜひ実物を手に取ってください!

チラシの機能を残しながら、長与江里奈についてのあれこれを詰め込んだ冊子を発刊。
ダンス界の著名なあの人から新開地のおっちゃんまで、数々のコメントを掲載する特集や
新開地ダンスひろばを余すことなく楽しんでもらうためのヒントなど盛りだくさんの内容でお届けします。

ダンス公演「ダンスを渡す」~私たちの場合~

ぞっちからダンスを渡された出演者たちが見出した私のダンス。
次にダンスを渡すならだれに渡そう?どうやって渡そう?
私たちが見つけたダンスを、この公演で踊りきります。

詳細はこちらから

ダンス公演出演者募集!

ダンス公演「ダンスを渡す」~私たちの場合~に出演してくれる方を募集します!
参加方法は下記の条件を満たしてくれれば誰でも可能です!

〈応募締切〉12月20日(水)22:00まで。
(事前申込制です。お電話または予約フォームからお申し込みください。)

〈参加条件〉
老若男女問わず!ダンス経験不問!出会ったことのない自分に出会いたい方!
※未就学児の参加の場合は一人で人前に立てること!
(お母さんお父さんの付添いは出来ません)

〈どちらか〉
・12月15日(金) 、16日(土)、17日(日)に開催されるダンスワークショップ「知らない自分を見つけてみる」に一回でも参加。

・12月1日(金)~12月21日(木)まで新開地ダンスひろばで開催される「出会ったが吉日ワークショップ」に2回以上参加し、参加費1,000円をご負担いただける方。

〈必ず〉
・参加する公演日の13:00~15:00まで新開地アートひろばで行うリハーサルに参加できる方。

参加アーティスト

長与江里奈

舞台芸術集団「山猫団」主宰・演出家。旧・長井江里奈。2023年4月より本名の長与に変更。 「伊藤キム+輝く未来」「まことクラヴ」ダンサーとして国内・国外の劇場、ライブハウス、商店街、美術館、廃墟などありとあらゆる場所でパフォーマンスをしてきた経験を生かし、ジャンルに縛られない活動を展開。 ダンスを通して誰もがお互いの個性と自由を認められるコミュニティを作ることを目標に、日本各地で公演活動とワークショップを行う。愛鳥家。

ナマケモノで行き当たりばったりの私がこんな風に呼んで頂けるのは全てダンスのおかげです。ダンスがなかったら今頃どれだけ腐っていたかわかりません。

ダンスよ!ありがとう!!と叫ぶように踊っているうちに、色んな人にその熱が伝わっていき、たくさんの人が踊り出し、そして口々に「ダンスに出会わせてくれてありがとう」と言うようになりました。「悩みが解消した」「以前に比べて明るくなった」という人までいます。これはもう宗教です。祈りです。お金もかからず身一つでいつでもどこでも幸せになれるこんなナイスなもの、人生で一度は出会っておいて損はないです。

丁寧にお渡しするので、怖がらずにぜひ来てね。 ※勧誘、物品の販売などはありません

長与江里奈

サノユカシ

幼いころ周りの大人にほめてもらったのをいいことに調子に乗ったまま絵を描き続け、いつしかお仕事に。名刺、チラシ、パッケージデザインに始まり、店舗の看板、壁面、ウインドウ、はたまた幼稚園バスにまで。ご要望に応じて色んな形でイラスト作品を描いていく。時に様々なジャンルのミュージシャンと共にライブをし、完全即興その場のインスピレーションで音を絵に現している。大人向けのお絵かき講座『サノユカシのおえかきのじかんですよ!』を不定期に開催。

ニシハラ☆ノリオ

美術制作会社で10年の勤務を経て、2004年より“被る”という行為をコンセプトに独自の表現で“カブリモノ”をメインに制作活動を開始。2007年『かぶれる展示』と題し、自由にかぶれる参加型展示を金沢21世紀美術館で開催。これまで日本各地・パリ・ロンドン・マドリットで行う。近年は舞台美術・ワークショップ・インスタレーションなど制作範囲を広げ活動中。

北園優

ピアニスト、作編曲家。世界一小さなサーカス団『山猫団』の七代目団長であり、唄う踊る雑芸レビュー団『デリシャスウィートス』では愉快なキーボーリスト。2020年『ジュンマキ堂とニューパラダイスチンドン』のバンドマスターに就任。口上作詞作曲歌手アコーディオンピアノを担当しながら小物楽器のタイミングとパペットの多重操作に神経を注ぐ。その正体は自由な自由な遊び人。歌舞伎が大好き。神戸市垂水区出身。屋号は滝の茶屋。

鈴木綾香

生まれも育ちも川崎市。世間知らずのダンス馬鹿。
日本女子体育大学・舞踊学専攻卒業後、様々なジャンルを経て現在はコンテンポラリーダンサーとして活動中。今までに遠田誠、柴田恵美、北尾亘、三東瑠璃、等の作品に参加。
山猫団の団員として、日本各地にて市民参加型公演に挑戦中。
嫌いなもの:海。好きなもの:うどん。

新開地舞踊歌劇団

2018年に行われた「第一回 新開地カブキモノ大興行」において、市民参加メンバーで結成された集団。ダンスや創作に関してはほぼ素人だが、それぞれの魅力ある個性で新開地のスターを目指して活動中。

主催/お問い合わせ

新開地アートひろば
(旧称:神戸アートビレッジセンター(KAVC))
(指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団)

〒652-0811 神戸市兵庫区新開地5-3-14
TEL:078-512-5500/FAX:078-512-5356
Mail:event-info02@s-ah.jp
開館時間:10:00~22:00(火曜休館)

担当:山本・吉川

助成:一般財団法人 地域創造

協力:新開地本通商店街、新開地まちづくりNPO