神戸アートビレッジセンターでは、2019年より、新たな演劇シリーズとして、気鋭のカンパニーに公演の場を提供することを目的とし、《KAVC FLAG COMPANY 2019-2020》をスタートします。《KAVC FLAG COMPANY 2019-2020》では、2019年6月から2020年2月にかけて、匿名劇壇、THE ROB CARLTON、KING & HEAVY、コトリ会議、壱劇屋、ももちの世界、プロトテアトルの7劇団による公演を行います。
そしてこの度、参加劇団の1つであるももちの世界による公演『ハルカのすべて』の出演者募集ワークショップを開催することとなりました。
年齢や経験は問いません。
皆様からのたくさんのご応募、お待ちしております。
初めまして。ももちの世界で作・演出を務めますピンク地底人3号と申します。
ピンク地底人3号
この度、ももちの世界は2019年6月から神戸アートビレッジセンター(KAVC)で始まる「KAVC FLAG COMPANY 2019-2020」(舞台芸術プログラムディレクターウォーリー木下氏セレクト)に参加する事になりました。そこで今回はまだ見ぬ俳優の皆様と出会いたく、出演者募集をさせて頂きます。
本作『ハルカのすべて』で私は都市の「音」を舞台上に載せたいと思っております。普段、我々は周囲の音を無意識に選別しております。車の音、電車の音、洗濯機の音、鳥の鳴き声等、毎日のように鳴っているはずの音を実は我々は全く聞いておりません。
今回はそれらの「音」を見逃していると仮定します。
見逃された音を拾い上げる事で我々の日常を全く別の形で持って提示できればと思っております。
主人公はハルカです。ハルカは都市を歩きます。そして都市によって奏でられた音がハルカの心象風景を描き出します。ハルカはまた我々の鏡でもあります。都市の音がハルカの身体で反射し、世界(我々)を変えていく、そんな作品になる予定です。ここで全てを説明するのは難しいので気になる方は是非、ワークショップにご参加ください。
募集概要
《KAVC FLAG COMPANY 2019-2020》
ももちの世界 第5回公演『ハルカのすべて』 出演者募集
【出演者募集ワークショップについて】
日時:①2019年4月12日(金)18:00〜22:00 ②4月13日(土)14:00〜18:00
募集人数:12名
(年齢性別経歴等不問)
※どちらか参加可能な日程をお選びいただき、お申し込み下さい。
(やむを得ない事情により遅れる場合は1時間までなら可。事前にわかっている場合はその旨をあらかじめお知らせください)
※定員になり次第、募集を締め切らせて頂くことがございます。
料金 参加無料
応募締切:2019年4月10日(水)
お申込み方法:件名に「ももちの世界ワークショップ」とし、お名前/年齢/性別/電話番号/参加日時をご記入の上、以下のアドレスまでお申し込みください。
劇団メールアドレス:momochinosekai@yahoo.co.jp
(ご質問等は神戸アートビレッジーセンターではなく、ももちの世界までお願いいたします。)
【対象公演・稽古に関して】
◆公演名:ももちの世界第5回公演 『ハルカのすべて』
公演時期:2020年2月6日(木)〜2月9日(日)予定 (2月5日劇場入り、仕込み予定)
公演場所:神戸アートビレッジセンター(KAVC)
稽古開始日:2019年10月〜
稽古日:
10月 週2回/夜18:00~22:30
11月 週3〜4回/夜18:00~22:30
12月 週5回/夜18:00~22:30
1月 週5回/夜18:00~22:30
2月 週5回/夜18:00~22:30
(年末年始はお休み、上記日程はあくまでも予定です)
皆様のスケジュールを確認後、稽古日、開始時間を決定し、お知らせ致します。
稽古場所:大阪市立芸術創造館ほか(※稽古は、大阪で行う予定になります。)
チケットノルマ:なし(チケットバック有り)
プロフィール
ピンク地底人3号
2009年同志社大学文学部文化学科美学芸術学専攻卒。ピンク地底人3兄妹の長男。
2015年「ももちの世界」を結成。元納棺師である経験を生かし「生」と「死」の中間を描くことに執着している。
2010年『その指で』で第11回AAF戯曲賞最終候補、2017年『黒いらくだ』で第23回劇作家協会新人戯曲賞最終候補、2018年『わたしのヒーロー』で第6回せんだい短編戯曲賞大賞を単独受賞、『鎖骨に天使が眠っている』で第24回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。
共催:神戸アートビレッジセンター(指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団)