演出家・森田雄三氏のメソッドを継承した、
誰にでもできる、台本も何も使わない演劇創作ワークショップ!
演出家 森田雄三氏(故人)が実践し続けた創作メソッドを踏まえ、長年にわたり演劇プロデューサーとして森田氏と二人三脚で活動してこられた森田清子氏がナビゲーターとなって実施する新しいスタイルの演劇創作ワークショップです。
2回目となる今回は、”現代社会における家族探し”をテーマにします。コミュニティの最小単位である「家族」の変遷を背景に、多様性を認め合いながら支え合う関係を見つめなおします。一人ひとりの身体から生み出される創造を通して、血縁にとらわれない“新しい家族像”を模索していきます。
対象は、子どもから高齢者までの幅広い世代で、演劇などの表現や創作活動への関心や経験は一切問いません。むしろまっさらな状態で、このワークショップに興味を持って参加して下さる方を大歓迎いたします!
開催概要
森田清子 演劇創作ワークショップ2019
『家族の風景 vol.2 ~新しい家族をめぐって~』
日時:2019年12月14日(土)、15日(日)
料金:各日 一般1500円、U-18(18歳以下)500円
ナビゲーター:森田清子(演劇プロデューサー、総合福祉施設「楽ちん堂」代表)
ファシリテーター:石田香織(神戸アバンギャルズ、作家)、妙嶋誠至(神戸アバンギャルズ)
プロフィール
森田清子(もりた・きよこ)
桐朋学園芸術短期大学卒業。
当時19才のイッセー尾形と出会い、45年間に480作品以上を作った森田雄三と共に、イッセー尾形.ら株式会社の代表取締役社長として独自のシステムで国内外を興行した。
また日本で全く無名のアルス・ヴィタリス、メレット・ベッカー、マックス・ラーベなど海外アーティストを招聘し他に類のない企画を成功させる。
2年前に脳溢血で倒れた森田雄三を二人きりで居宅介護し、葬式の概念を覆すフェス形式で賑やかな見送りをして話題になる。
現在、世田谷区野毛にある「楽ちん堂」を拠点に、演劇や文学を通して子育てや老後、障害者の問題に取り組み、演劇や文学の持つ可能性を広げながら、人と人との新しい関係づくりを模索し発信している。
石田香織(いしだ・かおり)
兵庫県生まれ。神戸市在住。1996年神戸アートビレッジセンターにて行われた演出家森田雄三のワークショップに参加。創作集団「アバンギャルズ」のメンバーとなり、会社勤務のかたわら森田雄三に創作を師事する。10年勤務した会社を休職したのをきっかけに小説を書き始め、2017年、『きょうの日は、さようなら』(河出書房)で作家デビュー。2018年10月には、『哲司、あんたのような人間を世の中ではクズと呼ぶんやで』を出版。
妙嶋誠至(たえしま・せいじ)
近畿大学演劇科で4年、ルコック演劇学校で2年、森田雄三演劇ワークショップで20年演劇を創作する。現在、民間総合福祉施設「楽ちん堂」(東京世田谷)にて、身体、知的、精神障がい、健常者、幼児、老人、国籍、などの垣根をとっぱらった劇的発表会を施設長森田清子と共に毎月開催中。
主催:神戸アヴァンギャルズ
共催:神戸アートビレッジセンター(指定管理者:公益財団法人神戸市民文化振興財団)、NPO法人ら・ら・ら
助成:公益財団法人神戸文化支援基金