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ART LEAP 2020 展覧会プラン募集

2020年2月22日(土)2022年5月4日(水)

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神戸アートビレッジセンター(KAVC)は、美術、演劇・ダンス、映像、音楽などの幅広い芸術文化を神戸から発信する総合芸術文化施設です。美術事業では、作家と連携した展覧会づくりを重視し、枠にとらわれない美術表現の可能性を追求する展覧会を実施しています。
「ART LEAP」とは、2018年より当センターが開催している30代~40代の芸術家を対象とした公募プログラムです。本企画が、自身の活動で経験を積んだ作家にとってステップアップの機会であるとともに、新たな表現の創造と意欲的な挑戦の舞台になることを期待します。
第3回となる今回は、審査員にキュレーターの服部浩之氏を迎え、選出された1名(組)の作家は、2021年2月~3月に当センターを会場に個展を開催します。
平面・立体・映像作品などの応募はもとより、シアターやスタジオのようなホワイトキューブとは異なる展示空間をポジティブに捉え、表現の可能性を広げることのできる作家、および幅広い作品・展覧会プランをお待ちしています。

【4月27日追記|応募受付方法の変更について】
新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言の発令によって配達遅延の可能性があることを考慮し、
応募受付を「5月4日(月・祝)当日消印有効」に変更いたします。
※応募は郵送のみでの受付となります。何卒ご了承ください。

【4月12日追記|臨時休館中の持参提出について】
緊急事態宣言に基づく神戸市の方針に従い、施設に職員が不在となるため 4月13日(月)より持参受付を停止いたします。
応募は郵送のみでの受付となりますので、何卒ご了承ください。

当館は現在、新型コロナウィルス感染症防止のため臨時休館しております。
休館中は、下記の通り応募書類の持参提出を受け付けます。
〈受付時間:火曜日を除く10時~18時〉

開催概要

企画名:ART LEAP 2020
会期:2021年2月20日(土)~3月14日(日)
会場:神戸アートビレッジセンター(1F・KAVCギャラリー、B1・KAVCシアター、スタジオ3)
主催:神戸アートビレッジセンター[指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団]

審査員(敬称略)

服部浩之(はっとり・ひろゆき)
キュレーター/秋田公立美術大学大学院准教授、アートラボあいちディレクター

1978年生まれ、名古屋・秋田拠点。早稲田大学大学院修了(建築学)。2016年1月まで青森公立大学国際芸術センター青森[ACAC]学芸員。アジア圏を中心に、展覧会やプロジェクト、リサーチ活動を展開。近年の共同企画に、十和田奥入瀬芸術祭(2013年)、「Media/Art Kitchen」(ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、バンコク、青森、2013年-2014年)、あいちトリエンナーレ2016、アッセンブリッジ・ナゴヤ(2016年-)、「ESCAPE from the SEA」(マレーシア国立美術館、Art Printing Works、2017年)、「近くへの遠回り」(ウィフレド・ラム現代美術センター、2018年)などがある。第58回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(2019年)キュレーター。

審査員コメント
30~40代のアーティストを対象とした公募、稀有な試みだと思います。年齢を重ねるほど、制作の手法は確立し熟練していくものですが、反比例するように獲得した表現法を打ち破ることは難しくなっていくでしょう。この機会が、自身の制作を見つめ直し、なにか未知の表現を試みる新たな挑戦の場となってほしいと願います。アートセンターは、まだ見ぬ作品や活動を生み出していく場です。これまで築いた実績などに囚われない、実験的な提案を楽しみにしています。

募集要項

【応募・参加資格】
1)2020年3月末の時点で、30歳以上50歳未満であること。(グループの場合、全員が上記の年齢の枠内であること。)
2)日本在住で日常会話程度の日本語力を有すること。
3)芸術家として活動し、発表経験があること。
4)基本的に新作の出品が可能であること。
5)展覧会の制作プロセスに関心を持ち、ミーティングや会期中の来館などプログラムへの積極的な参加が可能であること。

【応募受付期間】〈募集期間延長〉
2020年2月22日(土)~4月20日(月)5月4日(月・祝)
※当日消印有効。火曜日休館。

【募集人数】
1名(組)(グループでの応募も可)

【実施形態】
個展

【スケジュール(予定)】
4月20日(月):応募締切
→〈募集期間延長〉5月4日(月・祝)当日消印有効
※以降のスケジュールにつきましては、新型コロナウィルス感染対策の今後の状況により変動する可能性があります。
5月中旬頃:一次審査/通過者決定、結果通知報告/公開プレゼン参加依頼(通過者には5月中旬頃に電話で連絡致します。)
6月7日(日)最終選考・公開プレゼンテーション/出展作家決定
6月上旬:出展作家発表
→延期とします。一次審査通過者を6月上旬頃に発表の上、6月下旬~7月初旬に開催を予定しています。
※日程・公開方法については、一次審査通過者と協議の上後日発表します。

6月~2021年1月:ミーティング・展覧会制作
2021年2月15日(月)~19日(金):搬入
2月20日(土)~3月14日(日):展覧会実施
3月15日(月)~3月17日(水):搬出
3月~4月:展覧会記録集制作
5月:展覧会記録集発行

【サポート内容】
1)制作補助費:50万円
2)来館交通費補助※上限あり
3)搬入搬出期間中の宿泊費補助
※上限・条件あり。原則、近畿圏外あるいはスケジュールによる。滞在先はセンター指定となります。
4)展覧会にかかる基本経費(広報印刷物制作費・作品撮影費・関連イベント実施費 等)
※搬入出時の作品運搬費を含みません。作品運搬の手配、費用は入選者自身の負担となります。
5)神戸アートビレッジセンタースタッフによる展示並びにキュレーション・サポート
6)広報協力(当館HP、広報誌での展覧会紹介、プレスリリース、メールニュースの送付など)
7)展覧会記録集の作成

【公開プレゼンテーション(最終選考)】
一次審査通過者による展覧会プランのプレゼンテーション審査を行います。プレゼンテーションは一般公開されます。
日時:6月7日(日)
一次審査通過者には当日の交通費をお支払致します。※上限あり
※審査講評はホームページにて掲載を予定しています。

【応募方法】
下記の提出資料を神戸アートビレッジセンター「ART LEAP 2020」事務局宛に送付して下さい。
①エントリーシート(下記リンクからダウンロードしてください。)
②展示プランの概要・コンセプト・イメージなどをまとめたもの(A4用紙6枚以内。片面印刷)
③ポートフォリオ(A4サイズ1冊:過去作品やこれまでの活動がわかるもの。掲載記事、展評など。)
※展示作品・プランの概要はイメージ段階のものでも構いません。
※映像作品の場合は、1作品5分以内に編集したDVDを添付して下さい。必ずディスク表面に応募者名(グループ名)を記載して下さい。
※応募いただいた資料・ポートフォリオは原則として返却いたしません。着払いでの返送も致しかねますのでご了承下さい。

【各種資料ダウンロード】
・エントリーシート
・会場図面詳細
・「ART LEAP 2020」展覧会プラン募集チラシ

【注意事項】
・来館交通費補助を上回る交通費、制作補助費を上回る制作費は入選者自身の負担となります。展示台、仮設壁などを制作する場合も同様です。
・応募いただく展示プランに関する一切の責任は応募者本人に帰属します。著作権や肖像権は、応募者本人が解決した上で応募して下さい。
・応募資料の取扱いには、万全を期しますが、輸送時、保管時を含め万一の事故に対する責任は負いかねますのでご了承下さい。

【個人情報の扱いについて】
個人情報に関しては、応募に関する問い合わせや、公募関連情報の送付にのみに利用し、その目的以外に無断で使用することはありません。

【問合せ・資料提出先】
神戸アートビレッジセンター「ART LEAP 2020」事務局宛
[指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団]
〒652-0811神戸市兵庫区新開地5-3-14
TEL:078-512-5500 FAX:078-512-5356

展示会場

《KAVCギャラリー》(1F)
天井:3,000mm

《KAVCシアター》(B1)
天井:4,000mm~6,000mm

《スタジオ3》(B1)
天井:3,600mm~4,150mm

これまでのART LEAP

ART LEAP 2018「道具とサーカス」
出展作家:tuQmo(ERIKA RELAX × 池田精堂)
審査員:建畠晢(詩人・美術評論家)
>展覧会詳細はこちらから: https://s-ah.jp/archives/5876/

ART LEAP 2019「いらっしゃいませようこそ」
出展作家:潘逸舟
審査員:片岡真実(森美術館館長)
会期:2020年2月22日(土)~3月15日(日)12:00~19:00 火曜日休館
会場:神戸アートビレッジセンター(1F・KAVCギャラリー、B1・KAVCシアター、スタジオ3)
料金:入場無料
>展覧会詳細はこちらから:https://s-ah.jp/archives/5390/
※3月15日(日)までの会期を予定しておりましたが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う臨時休館のため会期短縮となりました。何卒ご了承ください。

「ART LEAP」応募に際してのQ&A


下記一覧にないご質問は、代表番号(078-512-5500)までお問合せください。

Q1. 展覧会場は3会場(ギャラリー、シアター、スタジオ)全てを使用しなければいけませんか?
A. 必ずしも3会場全て使用する必要はありません。ご自身の展示プランに合わせて会場をお選びください。使用しない会場に関しては、会期中の関連イベント等で使用することも可能です。

Q2. 会場見学はできますか?
Q3. 過去の展示記録など参考資料はありますか?
A. 新型コロナウィルス感染拡大防止のための臨時休館中につき、現在、会場見学および資料閲覧をしていただくことができません。何卒ご了承ください。(4月12日追記)
見学をご希望の方は、必ず事前にセンターまでお問い合わせください。
展示会場となっている3会場は当センターの貸館施設ですので、ご利用者がいらっしゃる場合は見学いただくことができませんのでご注意ください。
募集期間中は、当センター1階に過去の展覧会記録集をご覧いただける閲覧コーナーを設置しています。
閲覧時間は13:30〜18:00までとなりますので、プラン検討の際にご参考になさってください。

Q4. 遠方に住んでいるor海外滞在中なのですが、応募できますか?
A. 本企画は、日本在住者が応募対象となります。関西外にお住まいの方や、ミーティング期間中海外滞在中の場合はスカイプ等でのミーティングを考えております。
海外からミーティング参加の場合、当センターの開館時間内(10時〜22時)で対応致します。
時差の都合で作家の方へ負担をおかけする可能性がある点につきましては、予めご了承ください。