ニューあそび場の創造2024年2月「ライトシティー」では、京都を拠点に活動している劇団/アーティストグループである安住の地を招きました。本企画のテーマは「街に馴染む」です。安住の地劇団員が、来場者参加型の展示空間を創り上げ、新作の演劇作品「あかり。」の発表し、「ライトシティーの住人たち」となり5つの関連イベントを企画しました。
そんな企画のひとつ「マジック教室『町はずれのマジック道場』」。担当は武田暢輝さん。武田さんは、マジックを5 歳のころから独学で学び、カードマジックが得意だそうです。脚本家・演出家・マジシャン・俳優・京都大学大学院での数学の研究・詩集の販売など幅広い分野で活動を行われています。
また、補助として沢柳優大さん(ライトシティー関連企画「ラジオ放送『まちラジ‼』」担当、演劇公演「あかり。」出演)も参加されました。
POINT1 ミスディレクション
今回は3つのポイントで、初心者にもわかるマジックを教えていただきました。1つ目のポイントは、「ミスディレクション」。ミスディレクションとは、注意を意図していない別の所に向かせる現象やテクニックのことです。道具は鉛筆と消しごむ。握られた手に注意が向いているうちに鉛筆と消しゴムを隠していきます。
POINT2 思い込みを利用する
2つ目のポイントは「思い込み」で、輪ゴムを使ったマジックを教えていただきました。輪ゴムを弾きパチッという音を鳴らしながら、歯で切るふりをします。輪ゴムは切れたという思い込みを生み、切っていない輪ゴムをもう一度見せると、「一度切った輪ゴムをもとに戻す」というマジックになります。
POINT3 速さ
3つ目のポイントは「速さ」です。マジックの一連の動作を迷いなくできるまで練習することが大切だそうです。今回のワークショップでは、他にもたくさんのマジックを教えていただきました。
最後に・・・
最後に、本を使ったマジックを教えていただきました。本を2冊用意し、1冊の本をぱらぱらとめくり、ストップでとめたページ数をもう一つの本で開き、そのページの最初の言葉を当てるといったものです。マジシャンにも俳優と同じように演技力が必要であり、とても似ているとおっしゃっていました。参加者の方にも代表で実践していただき、見事成功されました。今回紹介していただいた、たくさんのマジックをぜひご家族やご友人に披露してください!
ご参加・ご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございます!