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ART LEAP 2020|蓮沼昌宏「特別的にできない、ファンタジー」

展覧会記録集

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  • 2021.10.31

2021年2月から3月にかけて神戸アートビレッジセンター(現:新開地アートひろば)で開催した ART LEAP 2020「特別的にできない、ファンタジー」(出展作家:蓮沼昌宏)の展覧会記録集。

ART LEAPとは

神戸アートビレッジセンター(現:新開地アートひろば)が、2018年度から2021年度まで開催した30代〜40代の芸術家を対象とした公募プログラム。ART LEAPは、新たな表現の創造と意欲的な挑戦の舞台とし、経験を積んだ作家にとってステップアップの機会とすることを目指しスタートしました。
出展作家は、外部から1名の審査員を迎え選出しています。また展覧会は、作家とKAVCスタッフが密に連携しながら創り上げていくことが特徴的です。

出展作家の蓮沼昌宏は、さまざまな土地に滞在しながら得た場所の歴史や現地の人々のインタビューをもとに物語を紡ぎ出し、絵画や手回し式のアニメーション装置「キノーラ」を用いて作品を展開しています
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、人々の往来や触れ合いが制限され、多くの催しが中止になるなど、わたしたちの生活は大きく変化しました。本展で蓮沼は、こうした状況下で生じるさまざまな「さみしさ」を題材に、神戸でのリサーチから着想を得た新作を発表しました。
本記録集は、「展覧会ができないかもしれない」という前提のもとで制作に取り組み、「さみしさ」や「できなさ」と対峙しながらも、誇張しづらい厳しい現実を捉えようと試みた蓮沼の約1年を、記録写真とともに当時のドローイングやメモでたどります。

《展覧会開催情報》
ART LEAP 2020「特別的にできない、ファンタジー」
出展作家:蓮沼昌宏
会期:2021年2月20日(土)-3月14日(日)12:00-19:00
休館日:火曜日 ※2月23日(火・祝)は開館、翌24日(水)休館
会場:神戸アートビレッジセンター(1F・KAVCギャラリー、B1・KAVCシアター、スタジオ3)
料金:入場無料
詳細はこちら→https://www.kavc.or.jp/events/7157/

書籍情報詳細

ART LEAP 2020「特別的にできない、ファンタジー」展覧会記録集
出展作家:蓮沼昌宏
デザイン:小池アイ子
作品撮影:表恒匡
翻訳:菅梓
印刷・製本:[記録集]株式会社グラフィック、[別冊絵本]神戸アートビレッジセンター
判型:110×178mm
項数:[記録集]100p、[別冊絵本]18p
発行:神戸アートビレッジセンター[指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団]
発行日:2021年10月31日
定価:1,300円+税

収録内容

  • 展示写真
  • 展覧会制作ドキュメント
  • 関連イベントレポート
    ゲストトーク「アートについてチンパンジーとハトのアプローチから」
    齋藤亜矢(芸術認知科学/京都芸術大学准教授)、蓮沼昌宏
  • レビュー「あかりをともされゆらめく風景と宙づりの時間」
    服部浩之(キュレーター/ART LEAP 2020審査員)
  • 「展覧会を振り返って。次の日には穴の中にいることについて。」蓮沼昌宏
  • 展覧会後記 岡村有利子(神戸アートビレッジセンター美術担当)

購入方法

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販売場所:新開地アートひろば1F事務所
販売時間:10:00〜22:00

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