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KAVC FLAG COMPANY 2021-2022 劇団不労社『BLOW & JOB』

2022年6月3日(金)5日(日)

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【公演延期のお知らせ】
KAVC FLAG COMPANY 2020-2021において、2021年3月12日(金)〜14日(日)に予定しておりました劇団不労社『BLOW & JOB』は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い公演を延期しました。
延期公演は、KAVC FLAG COMPANY 2021-2022のラインナップとして開催いたします。

【公演再延期のお知らせ】
KAVC FLAG COMPANY 2021-2022において、2022年2月11日(金・祝)〜13日(日)に予定しておりました劇団不労社『BLOW & JOB』は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い公演を延期しました。
延期公演は、2022年6月3日(金)~6月5日(日)に開催いたします。

笑いと怖さの両刀で攻める、グロテスクな社会の鏡。

公共電波での取り扱いは難しい、ラディカルな題材や描写を取り上げやすいの が、舞台芸術の一つの特権。しかし昨今は「コンプライアンス」なんて言葉が横 行し、すっかり演劇も大人しくなったもんだ……と嘆いてた所に、怖いもの知ら ずな集団が久方ぶりに登場した。過激な差別ネタも暴力描写も遠慮なし。観て いて何ともザワザワするのは、決して悪趣味だからではなく「でも社会って、本 当はこんなもんでしょう?」と、鏡を突きつけられる気分となるからだ。笑いなが ら現実のグロテスクさを直視する、その覚悟がある者は不労社の門をくぐれ!

text by 吉永 美和子

開催概要

劇団不労社『BLOW & JOB』

「集団暴力シリーズ最新作!監視と権力にまみれたネオブラック企業で繰り広げられるマネーゲーム!」

作・演出:
西田悠哉

出演:
荷車ケンシロウ、むらたちあき、永淵大河 (以上、劇団不労社)
河上由佳(満月動物園)、多田剛志(劇団公演中止)、電電虫子(冷凍うさぎ)、平川裕作(イースター企画)、松田義顕(劇団公演中止)、森岡拓磨(冷凍うさぎ)、吉田凪詐(コトリ会議)

公演日程:
2022年6月3日(金)〜6月5日(日)
6月3日(金)19:00 ☆
6月4日(土)14:00 、18:00
6月5日(日)11:00 、15:00
☆アフタートークあり ゲスト:タニノクロウ(庭劇団ペニノ)

*受付開始は開演の 45 分前より、開場は開演の 30 分前より行います。
*上演時間は約 100〜110 分程度を予定しております。正確な時間は本番前に SNS 等で告知いたします。

料金:
(全席自由・当日精算)前売 3,200 円/当日 3,500 円
各種割引(前売のみ取扱い・要証明・併用不可)
不老者割(30 歳以下対象)2,800 円
不労者割(大学院生以下対象)2,000 円
超不労者割(高校生以下対象)999 円
ブラック割(名前に「黒」がつく方対象)1,800 円

チケット発売:Corich チケット!
https://ticket.corich.jp/apply/140972/

・2021-2022観劇パス購入者(前年度)申込みフォーム
https://forms.gle/D2BrDnbCnxCWLTa79

・2020-2021観劇パス購入者申込み(前々年度)フォーム
https://forms.gle/MbKsXKYuYCf48rKo7

【特記事項】
*本公演は一部過激な表現や不適切な内容が含まれているため、12 歳未満及び小学生 の観劇には、親又は保護者からの助言や指導が必要になります。
*当公演は劇場と十分に協議した上、国や自治体の方針に則った新型コロナウイルス感染拡大防止対策を施して制作・上演いたします。

プロフィール

劇団不労社
2015年に代表の西田悠哉が大阪大学を母体に旗揚げ、以後大阪をはじめ関西を拠点に活動。
現代口語演劇やコント、ホラー映画などを参照軸として、リアリズムをベースに日常的光景から超現実的次元へ物語をスライドさせ、その裂け目から覗いて見える歪な人間模様を滑稽かつグロテスクに描く作品づくりを行う。應典院舞台芸術祭SDN2018にて優秀団体ほか脚本・演出賞など受賞。令和3年度「次世代応援企画 break a leg」選出。
劇団HP:https://www.furosya.com/

団体からのコメント

我々劇団不労社は昨年度KAVCでの公演を延期する判断を下し、この度こうして改めて上演の機会をいただく運びとなりました。
ムラ社会的閉鎖コミュニティに引き起こる闘争を描く「集団暴力シリーズ」の最新作として、演目は昨年度に引き続き「ブラック企業」を題材とした作品を上演します。
ベンサムの考案した監獄システムである「パノプティコン(一望監視施設)」的設計をオフィス空間に導入し、
監視や権力、そして資本を巡る労働の悲喜こもごもを笑いと恐怖を交えて描きます。
劇団名に恥じぬよう遠慮や忖度一切抜きで労働の疑似ドキュメンタリー、いや疑似ドキュメンタルをお送りします。