上映期間2020.10.17(土) – 2020.10.21(水)
料金一般当日1000円、かぶっクラブ900円(『エノケン・笠置のお染久松』のみ一律500円)
さあ、お待ちかね!!KAVC大人気企画、ニッポンの喜劇映画が始まります!!
今回も貴重上映がいっぱい。こんなご時世、せめてひととき大笑い!!
『ニッポンの喜劇映画セレクション』、待望の第三弾!
エノケンの貴重上映や、のちに松竹新喜劇で寛美の十八番になった渋谷天外の春団治を森繁が演じます。最近亡くなられた森崎東の監督デビュー作や、ミヤコ蝶々の作品まで盛りだくさん!!
※35mm上映(『エノケン・笠置のお染久松』を除く)
●『エノケン・笠置のお染久松』
監督:渡辺邦男
音楽:服部良一
出演:笠置シヅ子 、榎本健一、清川虹子、益田喜頓
(1949年/76分)
【あらすじ】戦前からの喜劇王・榎本健一が、戦後の象徴「ブギの女王・笠置シヅ子」を迎えた人気舞台を映画化。歌舞伎や浄瑠璃でお馴染みの「お染久松」をモチーフに、エノケンのバツグンの体技、服部良一作曲のブギウギを歌いまくる笠置のパワフルな歌声が楽しめる、ウキウキ楽しい和製ミュージカルの傑作。製作はエノケン・プロ。
●『世にも面白い男の一生 桂春団治』
製作会社:宝塚映画
脚色:木村恵吾、 渋谷天外
監督:木村恵吾
出演:森繁久彌、淡島千景、八千草薫
(1956年/108分/ 東宝)
【あらすじ】戦前、吉本興業に「春団治あり」と呼ばれた噺家・桂春団治の破天荒な生涯を森繁久彌が演じた「芸と女と笑い」の一代記。脚色は渋谷天外。のちに、藤山寛美の松竹新喜劇となるおなじみの芝居のルーツでもある。淡島千景、八千草薫など、春団治をめぐる女優たちの豪華共演も見もの。「面白うて、やがて悲しき」芸人・春団治の物語。
●『喜劇 にっぽんのお婆あちゃん』
©1962松竹株式会社
監督:今井正
出演:ミヤコ蝶々、北林谷栄、飯田蝶子
(1962年/95分/ 松竹)
【あらすじ】名匠・今井正がミヤコ蝶々と、北林谷栄、飯田蝶子たち「おばあちゃん」のユーモラスな日々を描いたハートウォーミング喜劇。昭和37年の浅草を舞台に、老人施設から抜け出してきたお婆ちゃんの意気地をペーソスたっぷりに綴る。高度経済成長のニッポンの姿がリアルに描写。フレッシュな十朱幸代、ブレイク中の渥美清も登場!
●『喜劇 女は度胸』
©1969松竹株式会社
原案:山田洋次
監督:森崎東
出演:花澤徳衛、清川虹子、渥美清、河原崎建三、倍賞美津子
(1969年/90分/ 松竹)
【あらすじ】「寅さん」のもう一人の生みの親・森崎東監督のデビュー作。『続男はつらいよ』直前のエネルギッシュな渥美清の圧倒的な演技が楽しめる。粗野な兄・渥美とインテリの弟・河原崎健三の「愚兄賢弟」が、弟のガールフレンド・倍賞美津子をめぐってのてんやわんやの大騒動。渥美清のほとばしるエネルギーに圧倒される重喜劇の快作!