神戸アートビレッジセンターでは、2018年4月より舞台芸術プログラム・ディレクターとして、演出家のウォーリー木下氏をお迎えすることとなりました。ウォーリー木下氏は、神戸大学在学中に「劇団☆世界一団」を結成。今では劇団sunday及びパフォーマンス集団THE ORIGINAL TEMPO代表の他、外部の演劇・ミュージカル公演の演出、様々な演劇フェスティバルのプログラム・ディレクターを務めるなど多方面で活躍しています。
アートサロンvol.4では、神戸から新しい舞台、新しいカンパニーが次々に生まれ育ってほしい、そのような思いを込めて、神戸アートビレッジセンター館長の大谷燠が気鋭の演出家 ウォーリー木下氏と対談します。
演劇、ダンスなどの舞台芸術文化を創り支えるために、劇場はどのような役割を担うのでしょうか。
「創る」と「育てる」の視点から考えます。
開催概要
アートサロン vol.4「創る劇場/育てる劇場 ~神戸から~」
日時:2018年4月30日(月)15:00〜17:00
定員:50名程度(予約推奨)
プロフィール
ウォーリー木下
演出家。神戸大学在学中に劇団☆世界一団を結成。現在はsunday(劇団☆世界一団を改称)の代表で、全ての作品の作・演出を担当。戯曲家・演出家として、外部公演も数多く手がけ、特に役者の身体性を重視した演出に定評がある。sunday での活動にとどまらず、映像や音楽を取り入れた言葉を発しない、ノンバーバルパフォーマンス集団THE ORIGINAL TEMPO のプロデュース・演出を行い、エジンバラ演劇祭にて5つ星を獲得。スロベニアや韓国、ドイツなどと国際共同製作を行うなど、海外からも高い評価を得ている。11年にPLAY PARK-日本短編舞台フェス-、13年に多摩1キロフェスを立ち上げるなど、様々な演劇祭でフェスティバルディレクターを務めている。メディアアートとパフォーミングアーツの融合で注目を集め、従来の”演劇”という概念を超えた新しい挑戦をし続けている。3月7日より、大阪 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて、演出を手掛けたミュージカル「リューン〜風の魔法と滅びの剣〜」を上演。
大谷燠
NPO法人DANCE BOX エグゼクティブ・ディレクターおよび神戸アートビレッジセンター館長。大阪生。’96年に大阪でDANCE BOXを立ち上げ、多数のコンテンポラリーダンスの公演、ワークショップをプロデュース。2009年4月、神戸に拠点を移し、≪ArtTheater dB 神戸≫をオープン。’ Asia Contemporary Dance Festivalなど国際交流事業やアートによるまちづくり事業も多数行う。神戸大学、近畿大学非常勤講師。2010年度国際交流基金地球市民賞。2015年度KOBE ART AWARD大賞。