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森田雄三発「からだ文学&楽ちん堂カフェin新開地」

2017年6月23日(金)25日(日)

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イッセー尾形の演出家、森田雄三氏の創作拠点でもある東京・世田谷の楽ちん堂カフェが、神戸・新開地のKAVCに出張出店!

今回は森田雄三演劇ワークショップから生まれた現役教師劇団「センセーズ」や創作集団「アヴァンギャルズ」の名作・傑作ライブ、そして同氏の提唱する『からだ文学』から誕生した作家・石田香織さんの処女作「きょうの日は、さようなら」(河出書房新書刊)の出版記念として、石田さんと第156回芥川賞を受賞した作家・山下澄人氏のトークセッションも行います!
多彩な催しとおいしいカフェメニューをご用意して、みなさまをお待ちしております!

開催概要

【楽ちん堂カフェ】
東京・世田谷の楽ちん堂名物メニューを新開地でお楽しみいただけます!
おいしい手作りパンや自家製のドリンクをこの機会にぜひお楽しみください。

営業時間:2017年
6月23日(金)11:00~20:00
6月24日(土)11:00~20:00
6月25日(日)11:00~17:00

場所:KAVC 1F 1room
料金:1000円(1ドリンク付き)※トーク・公演共に

森田雄三リスペクトライブ
センセーズ&アヴァンギャルズ&ささやかな稽古傑作選

森田雄三氏が20年間続けてきた神戸での演劇ワークショップから生まれた創作集団「アヴァンギャルズ」と現役教師劇団「センセーズ」、そして楽ちん堂の「ささやかな稽古」の名作・傑作ライブ!

【ささやかな稽古とは……】
森田雄三氏が週末ごとに楽ちん堂カフェで行なっている稽古のこと。多彩な人々との稽古から沢山の作品が生み出されましたが、こんかいはその中から山下澄人氏が主宰する劇団FICTIONで活動する荻田忠利さんによるひとり芝居と、そこに絡むひとりな人々をお届けします。

日時:6月24日(土)17:00
参加費:1,000円(1ドリンク付)
場所:KAVCギャラリー
※予約不要

芥川賞作家 山下澄人×『からだ文学』が生んだ作家 石田香織
トークセッション

森田雄三氏が提唱する『からだ文学』から誕生した作家・石田香織さんの処女作「きょうの日は、さようなら」(河出書房新書刊)の出版記念として、石田さんと第156回芥川賞を受賞した作家・山下澄人氏のトークセッションを行います。
『からだ文学』とは、演出家 森田雄三氏が発案した文章による創作ワークショップ。一般的に文章を書くことは“一人で頭の中で考えるもの”と思い込みがちですが、身体文学では、日常生活の中で記憶の奥底に沈み込んでしまった出来事・人物・風景などを、仲間と一緒にワイワイと語り合い身体を動かしながら思い出して文章にしていきます。埋もれた記憶から生まれた文の切れ端を、目的をもたずに展開させていくうちに、やがては書き手の想像を超えた物語が生み出されていくのです。

日時:6月25日(日)14:00
参加費:1,000円(1ドリンク付)
場所:KAVCギャラリー
※予約不要

プロフィール

山下澄人(やました すみと)
1966年、兵庫県生まれ。富良野塾二期生。1996年より劇団FICTIONを主宰、作・演出・出演を兼ねる。2012年『緑のさる』で第34回野間文芸新人賞を受賞。他の著書に『ギッちょん』『砂漠ダンス』『コルバトントリ』『ルンタ』『鳥の会議』『壁抜けの谷』がある。2017年1月に『しんせかい』で第156回芥川賞受賞。

石田香織(いしだ かおり)
1976年兵庫県生まれ。1996年神戸アートビレッジセンターにて行われた演出家森田雄三のワークショップに参加。創作集団「アバンギャルズ」のメンバーとなり、会社勤務のかたわら森田雄三に創作を師事する。10年勤務した会社を休職したのをきっかけに小説を書き始め、2015年12月せめてしゅういち・出版部より短編小説集「マトリョーシカ」を刊行。2017年7月河出書房新社より「きょうの日は、さようなら」刊行予定。

〈共催〉