一口に「コンテンポラリーダンス」と言っても様々な表現方法があり、あまりメソッドについて語られたり実践されることは多くありません。このワークショップシリーズは、クルト・ヨースやピナ・バウシュなどが用いたコンテンポラリーダンスのためのメソッドを習得することによって、身体を動かすための動機を見つめ直し、それぞれの創作に生かしてもらうことを目的としています。
シリーズ第一弾は、神戸を拠点に活躍するEnsemble Sonneの岡登志子さんを講師にお招きします。
基本的には初心者でも参加可能で、1日3時間のワークショップを3日間開催します。1日のみの参加も可能ですが、何度も繰り返すことを大切にしていますので、できる限り3日間を通しての受講をおすすめしています。
開催概要
日時:2017年
10月6日(金)18:00~21:00
10月7日(土)18:00~21:00
10月8日(日)14:00~17:00
料金:1日のみ受講 3,000円/3日間通し受講 8,000円
定員:各日25名程度
※ダンス経験不問。
※3日間通しての受講をおすすめしております。
内容:ドイツ表現主義で培われた身体表現者のためのダンスメソッド。フロアメソッドから始まり、コンテンポラリーダンスの為のバーレッスンやバリエーションを行います。
身体の中心や軸、重力、呼吸、そして空間を実感することで様々な表現の可能性を探ります。メソッドによって身体と向き合い、表現者としての広がりを持つきっかけになればと思います。
講師プロフィール
岡登志子(おか・としこ)
ドイツNRW州立Folkwang芸術大学舞踊科卒業。関西を拠点に活動をするダンスカンパニー、アンサンブル・ゾネ主宰。年1回のペースで新作を発表。音楽家との即興公演も多数ある。2010年より大野一雄フェスティバルに毎年参加。2014年神戸長田文化賞受賞。2015年文化庁新進芸術家海外派遣制度(短期)にて欧州公演。近作に「飛ぶ教室は今」「緑のテーブル2017」