関西を拠点に活動をするダンスカンパニー、アンサンブル・ゾネ主宰の岡登志子さんをお招きして、ワークショップ/ショーイングを開催します。
今回のワークショップ/ショーイングでは、「クリエーション」に重きを置き、参加者の皆さんと作品創作に取り組むことで創作過程に触れるとともに、基礎となるメソッドを創作に活かすことを学びます。最終日のショーイングではKAVCシアターを会場に、その成果を公開します。
本催しを通して、みなさまの活動に新たな視点が加わることを願っています。
「緑のテーブル2017」抜粋パートからのショーイング
2017年に神戸KAVCで初演したこの作品は、これ迄東京、名古屋にて再演を繰り返してきました。
この作品は、配役に合わせた振り付けが割り当てられています。今回、この作品の中からいくつかシーンを抜粋・構成し、3日目にはショーイングとして上演します。ダンス作品を踊ることは、ダンサー自身の身体が作品の一部となって踊り切ることを必要とされます。
アンサンブル・ゾネ主宰 岡登志子
ダンスメソッドクラスを習得し振付を踊る手がかりと共にショーイングへと向かうプログラムです。メソッドクラスの後に、振り写しをして、パルチザン役1名、政治家役数名、兵士役1名、娼婦役数名の配役を決めます。
参加されるダンサーならではの「緑のテーブル2017 抜粋編」が出来上がることを楽しみにしています。
開催概要
岡登志子ダンスワークショップ クリエーション/ショーイング ~緑のテーブル2017より~
会場:神戸アートビレッジセンター4F・リハーサル室2
日時:2019年
11月22日(金)18:00~21:00 【基礎稽古・振り写し・配役決定】
11月23日(土)18:00~21:00 【基礎稽古・各パート振り付け・衣装合わせ】
11月24日(日)
12:30~15:00 【基礎稽古・各パート振り付け】
15:30~17:00 【リハーサル】
18:00~ 【ショーイング】
※各日30分前受付開始
※ショーイングは10分前開場予定
参加条件:
・中学生以上
・ダンス経験5年以上
・最終日のショーイングに参加できる方
・3日間通して受講できる方(どうしても来れない日がある場合は応募時にご相談ください)
参加料:9,000円(3日間)
定員:12名程度(応募多数の場合選考あり)
応募締切:10月31日(木)必着
岡登志子ダンスワークショップ
クリエーション/ショーイング『緑のテーブル2017 抜粋編』
本ワークショップの成果をご覧いただけます。
どなたさまもお誘い合わせの上、ぜひご来場ください。
日時:11月24日(日)18:00~ ※10分前開場予定
会場:神戸アートビレッジセンターB1F KAVCシアター
入場無料(予約不要)
講師プロフィール
岡登志子(おか・としこ)
ドイツNRW州立Folkwang芸術大学舞踊科卒業。関西を拠点に活動をするダンスカンパニー、アンサンブル・ゾネ主宰。ドイツで習得したダンスメソッドを実践しながら、現代を生きる人間に共通する身体を通し、人間の実存を問う作品づくりを行っている。音楽家、美術家とのコラボレーションも多数。2014年神戸長田文化賞受賞。2015年文化庁新進芸術家海外派遣制度(短期)にて欧州公演。2018年KOBE ART AWARD 大賞、神戸市文化賞受賞。近作に「緑のテーブル2017」(2017)、「迷い」(2018)など。
主催:神戸アートビレッジセンター(指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団)
協力:アンサンブル・ゾネ