ダンスの自明性を問ふ。
「ダンス」は何処からきて、何処へいくのか。
ダンスとは何か。
「ダンスの天地」は、その自明性を、ダンス作品とインタビュー、公演批評によって浮かび上がらせていく試みです。
2018年3月に開催した「ダンスの天地vol.00」に引き続き、振付家・ダンサー5組を公募で選出。
今回も出演者への事前インタビューと、公演後の批評家による公演批評文を公開します。
※昼夜公演ともに出演者・演目は同一。
※未就学児童入場不可。
facebook: https://www.facebook.com/dancenotenchi/
Twitter: @dancenotenchi
アーカイヴHP: http://dancenotenti.starfree.jp/
開催概要
ダンスショーケース公演「ダンスの天地vol.01」
日時:2018年9月2日(日)13:30〜/17:00〜
※受付開始は開演の30分前、開場は20分前
※各回出演者・演目は同じ
料金:前売 2,500円 当日 2,800円(税込/全席自由)
未就学児童対象の公開ゲネプロ実施!
未就学児童をお連れの方限定で、9/1(土)19:00開始の公演ゲネプロを公開致します!
※未就学児童は入場無料。大人は1人当り1,000円(税込)
※詳細・予約はdddd_2927@yahoo.co.jpまで。
アフターパーティー開催決定!
9月2日(日)19:30より、KAVC 1Fにてアフターパーティーを開催!作品を肴に出演者・観客・批評家入り混じって飲んで食べて語り合いましょう!
(参加費:1,000円/軽食&ワンドリンク付/当日申込)
出演者
①遠藤僚之介
「pure( )」
演出・振付:遠藤僚之介
出演:いはらみく、遠藤僚之介、山本和馬
プロフィール:大阪生まれ。幼少期をイギリスで過ごす。
油絵を学んだのち、京都市立芸術大学で環境デザインを専攻。卒業後、店舗内装のデザイナーとして2年間勤務。その後ヤザキタケシ氏と出会い、ダンスを師事。日本、イギリス、スウェーデンでダンスを学び、2018年よりダンスカンパニー「ヲミトルカイ」へ参加。現在は視覚障害を持った人たちと共に働き、多様な身体性のある日常に身を置きながら、関西を拠点にダンサーとして活動中。
②木村愛子
「人はどこまで進化を望むのか?」
振付・出演:木村愛子
プロフィール:桜美林大学卒業。木佐貫邦子に師事。
2009年よりソロダンス「温かい水を抱く」をシリーズとして発表。
2011年「ダンスがみたい!新人シリーズ9」新人賞受賞。「横浜ダンスコレクションEX2013」コンペティションⅠファイナリスト。
ソロダンス活動の他、笠井瑞丈、酒井幸菜、白神ももこ、北尾亘などの作品に出演。
現在、神奈川総合高校身体表現非常勤講師。今年の3月まで、座間高校創作舞踊部部活動強化支援指導者。
③野口友紀
「individual」
作・振付・出演:野口友紀
プロフィール:幼少より、踊りに触れる。2008年よりストリートダンスに没頭する中で、身体による表現への関心が高まり、2016年よりコンテンポラリーダンスを三浦宏之に師事。 2017年に初のソロ作品「某所」を上演。今年3月には、三浦宏之作品Works-M Vol.9「未だ来ぬ時へと過ぎ去るからだ」にダンサーとして出演。身体と向き合いながら、自らの表現方法を日々模索中。
④原和代
「呼び合う声、朝と夜。」
振付・演出:原 和代
音源制作:金子 進一。(T&Crew)
出演:高瀬 瑶子・竹ち代 毬也
プロフィール:富山県生まれ、大阪在住。グループでの活動を経て、 これまでに自身の作品を東京・大阪・仙台・ソウルなどで発表。『un face』にて2015年Seoul Choreography Festivalファイナリスト。JCDN主催「踊りに行くぜ! !Ⅱvol.5」Bプログラム選出。 1996年以降演劇作品の振付を多数手掛け、近年では劇作家との 協働作業を積極的に行う。 神戸学院大学人文学部芸術文化コース非常勤講師。
⑤…1[アマリイチ]
「うちそと」
振付・出演:…1[アマリイチ] 斉藤綾子、益田さち
プロフィール:2015年夏に結成した斉藤綾子と益田さちによるダンスユニット。
あらゆる物事は「区切らないと余りが出ない」ことから命名。余った「1」という数字が限りなく範囲のわからない概念であることにも惹かれている。
2016年2月29日(閏日)に自主公演『…1[アマリイチ]』でデビュー。
2018年5月に新作「punk・tuate[パンク・チュエイト]」を京都芸術センターCo-pragramカテゴリーDで発表。
公演批評&出演者インタビューを公開します!
公演の後日、アーカイブHP、批評集にて批評家による公演批評を公開します。公演・作品をその場限りのものにせず、批評という切り口からもダンスの自明性を問います。
竹田真理(ダンス批評)
関西拠点のダンス批評家。毎日新聞大阪本社版ほかでコンテンポラリーダンスを中心に記事や舞台評を執筆している。
今井慧仁・吉村雄太(批評誌『夜航』)
神戸大発の批評誌。半年ごとの雑誌刊行と、関西の人文学系のイベントへの参加を行っている。2018年5月に3号を刊行。1号、2号は電子書籍にて購入可能。詳しくはツイッター@Yako_Kobe
岡元ひかる(ダンス研究)
神戸大学大学院博士課程在籍。舞踊研究を行う。実践家としての活動経験を生かした研究・批評を目指している。横浜ダンスコレクションEX 2014新人振付家部門奨励賞。薄井憲二バレエ・コレクション学芸員補佐。
【クレジット】
舞台監督:下村唯
照明:塩見結莉耶、木内ひとみ
音響:西川文章
チラシデザイン:ヨシ中谷(アシタノシカク)
記録撮影:岩本順平
制作:山本和馬、藤澤智徳
主催:「ダンスの天地」実行委員会
共催:神戸アートビレッジセンター(指定管理者:公益財団法人神戸市民文化振興財団)
協力:NPO法人DANCE BOX