3ヶ月間閉じられていた劇場の扉を開けて
まずは喋らない演劇から、はじめます。
KAVCは、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、3月3日〜5月31日までの約3ヶ月間の臨時休館となりました。6月1日より、一部制限を設けた上で開館を再開しましたが、今回の公演は臨時休館後、はじめて実施する自主企画公演となります。
会場となるKAVCホールは、通常時定員232名の劇場です。今回は、ソーシャルディスタンスを始めとする感染拡大防止策を考慮し、客席数を50名程度に抑えて公演を実施いたします。本公演に出演するのは、関西を拠点に、パントマイムの第一線で活躍するマイム俳優・演出家・振付家、いいむろなおき。今回の公演が、劇場における新しい鑑賞の形を、観客のみなさまと考える機会となることを願っています。感染拡大防止対策を十分に行った上で、ぜひ劇場へご来場ください!
「3ヶ月間閉じられていた劇場の扉を開けて、まずは喋らない演劇から、始めてみようと思います。 客席はソーシャルディスタンスをとって、キャパの半分以下の50席です。 ウイルスとの共存という新しい時代の劇場のありかたを探る実験を神戸からはじめてみます。 日本中、世界中と繫がりながら、劇場という場所が、どう特別なのか(もしくは特別じゃないのか)を調べる実験です。 観客のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。よろしくお願いします。」
ウォーリー木下(神戸アートビレッジセンター舞台芸術プログラムディレクター)
「今回の公演は満席のお客さんを前に…と言うわけにはいきません。 社会的距離を保った各回限定50席!ってなんかちょっとしたプレミア感ありませんか? きっと何年か経った頃に「あのスカスカの客席」を思い出す日もあるでしょう。 今は前を向いて、動き出せる幸せを噛みしめながら!」
いいむろ なおき(マイム俳優・演出家・振付家)
開催概要
KAVC 新しい劇場のための work:01『いいむろなおき マイム小品集』
日時:2020年6月27日(土)16:00〜、6月28日(日) 13:00〜/16:00〜
(全3公演、上演時間約45分予定、休憩なし)
会場:神戸アートビレッジセンター2F・ KAVCホール
料金:一律 1000円(事前予約制、当日精算、自由席)
*座席数は各回50席程度となります。
*座席図はこちらからご確認いただけます。
*ご来場時にはマスクの着用必須です。
*受付時の混雑を避けるため、入場は「時間帯指定」となります。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
出演:いいむろ なおき
舞台監督:伊達真悟
音響:河合宣彦(株式会社 Road-K)
照明:追上真弓
主催:神戸アートビレッジセンター(KAVC) (指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団)
●ご精算、入場方法について
当日の受付は、混雑緩和のため「時間指定制」といたします。ご予約の際にご希望の時間帯をお選びいただき、選択したお時間帯に会場へお越しください。客席へは時間の早いグループからご入場いただきます。お時間の詳細はご予約フォーム、またはお電話でご確認ください。
《例:16:00開演|15分ごとに3グループに分かれて入場》
15:20〜15:30 グループ①、15:30〜15:45 グループ②、15:45〜15:55 グループ③
\公演ライブ配信決定!/
定員に達し予約受付終了した公演を、YouTubeでライブ配信します!
ライブ配信は、無料で視聴可能。
(投げ銭有料チケットもあり/投げ銭による収益は、神戸アートビレッジセンターの今後の活動に活用いたします。)
ライブ配信の視聴にはお申込みが必要です。全てPeatixでの受付となります。
(お電話やメールでの受付はいたしません。)
※申込には「Peatix」のアカウント登録が必要です。
プロフィール
いいむろなおき(マイム俳優・演出家・振付家)
パリ・マルセル・マルソー国際マイム学院卒業。ニデルメイエ国立音楽院コンテンポラリーダンス科最上級クラス首席卒業。関西を拠点に国内外で舞台出演、マイム指導・演出等幅広く活動中。いいむろなおきマイムカンパニー主宰。スタイリッシュで洗練されたスピード感あふれる舞台をテーマとしながらも常に笑いを忘れない作風は、まさに「関西生まれのおフランス育ち」。
WEB:mime1166.com
2005年文化庁新進芸術家海外留学制度研修員
2009年「第3回世界デルフィックゲーム大会」即興マイム部門金メダリスト
2011年兵庫県芸術奨励賞受賞
2019年神戸ART AWARD 大賞受賞
プロフィール写真撮影:堀川高志(kutowans studio)
お問い合わせ
神戸アートビレッジセンター(指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団)
〒652-0811 神戸市兵庫区新開地5-3-14
(担当:前田、近藤)