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ダンスショーケース公演「ダンスの天地vol.02」

2019年9月7日(土) 8日(日)

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ダンスの自明性を問ふ。

「ダンス」は何処からきて、何処へいくのか。ダンスとは何か。
「ダンスの天地」は、その自明性を、ダンス作品とインタビュー、公演批評によって浮かび上がらせていく試みです。2018年から始まった 「ダンスの天地vol.00/01」に続き、 振付家・ダンサー8組を公募で選出。A/Bプログラムに分けて公演を行います。
また、今回も出演者への事前インタビューと、公演後の批評家による公演批評文を公開します。

これまでのダンスの天地
アーカイヴHP: http://dancenotenti.starfree.jp/

開催概要

ダンスショーケース公演「ダンスの天地vol.02」

日時:2019年
9月7日(土)17:00〜 Aプログラム/19:00〜 Bプログラム
9月8日(日)13:00〜 Aプログラム/15:00〜 Bプログラム
※受付開始は開演30分前、開場は開演20分前。
※未就学児童入場不可。

一般料金:税込/自由席
【1プログラム券】
前売 ¥2,300/当日 ¥2,500
【2プログラム券】
前売 ¥4,000/当日 ¥4,500

学生料金:税込/自由席
【1プログラム券】
前売 ¥1,500/当日 ¥1,800
※要学生証提示、通しでご覧の方は2枚ご購入下さい。

アフターパーティー開催決定!

日時:9月8日(日)17:15より、KAVC 1Fにてアフターパーティーを開催!
作品を肴に出演者・観客・批評家入り混じって飲んで食べて語り合いましょう!
(参加費:1,000円/軽食&ワンドリンク付/当日申込)

Aプログラム

①DANCE PJ REVO(田村興一郎)

(c)Nishi Junnosuke

「MUTT」
振付・出演/田村興一郎
協力/CND-Center national de la danse

振付作家・ダンスアーティスト。DANCE PJ REVO(NPO法人DANCE BOXアソシエイト・カンパニー)主宰。京都、東京、韓国、フランス各地で作品制作を手掛けるなど、国内外で活動中。横浜ダンスコレクションにて奨励賞、最優秀新人賞、若手振付家のための在日フランス大使館賞、シビウ国際演劇祭賞受賞。また発達障害児童へのダンス指導など、様々な形でダンスシーンの活性化に向けて取り組んでいる。

②Arts For All(Alain Sinandja)

「WHY???」
振付:Alain SINANDJA DAKONYEME
出演:MAYUMI、ニイユミコ、伊達研人、Alain Sinandja

トーゴ出身。ECOLE DES SABLESにてGERMAINE ACOGNYに師事、コンテンポラリーと伝統的なアフリカンダンスを学ぶ。アフリカ、ヨーロッパを中心に数々のフェスティバルにて作品発表、出演。2017年に来日。翌年、神戸新長田にてダンスフェスティバル「AFRICAN CONTEMPORARY NIGHT」を企画・主催。現在は神戸に拠点を置き、国内外にてダンサー振付家、講師として活動中。

③久保田舞

(c)Nishi Junnosuke

「 」※タイトル未定
振付: 久保田舞
出演: 河内優太郎 小林萌 久保田舞

1995年生まれ。埼玉県立芸術総合高校にて舞台芸術を学んだのち大東文化大学に入学。モダンダンス部に所属し創作活動を本格的に始める。韓国芸術総合学校公演、シンガポールM1 CONTACT Comtemporaly Dance Festival、福岡ダンスフリンジフェスティバル、韓国NDA International Festival等で振付作品を発表。YDC2017コンペティションⅡ奨励賞受賞。

④ みゝず

(c)片岡陽太

「socket」
振付・出演: みゝず (菊池 航・高野裕子)

菊池航と高野裕子が2018年に結成。共にダンサー、振付家。 呼吸を感じ、互いの間に生まれる行為や言葉のない対話を重ね、晒し、踊りとしていく。これまで京都、神戸、深野(奈良県宇陀市)、浜松、東京などで屋内外でのパフォーマンスを行う。又、普段の稽古を公開し、本番と稽古の「間」を見つめる企画「みゝずの公開稽古」なども継続開催している。www.facebook.com/mimizu2018

Bプログラム

①宮脇有紀

(c)camerina

「A/UN」
振付・出演 宮脇有紀

幼少時よりクラシックバレエを始める。16歳でオーストラリアにバレエ留学。帰国後、日本女子体育大学に入学。在学中、太田ゆかり、じゅんじゅん、上野天志の作品に出演。企業に就職後、国内ダンス留学@神戸6期に参加、自身の作品『Accord』を発表。修了後、ダンサーとして鈴木ユキオ、岩渕貞太の作品に出演。自身の創作活動では”パブリックスペースでのカラダの記憶と気づき”にフォーカスし、ソロ作品を発表している。

②Umishitagi(中西ちさと)

(c)田添幹雄

「1st GIG」
バンドリーダー 中西ちさと
バンドメンバー 中西ちさと 福井菜月 今村達紀 内田結花 川瀬亜衣 ほか

Umishitagiとは、ウミ下着のバンド編成版グループ。「バンドやろうぜ!」と呼びかけたダンサーで構成される。
ウミ下着:中西ちさと(振付家)、福井菜月(ダンサー)による五感に訴える身体表現をモットーに掲げるダンスパフォーマンスグループ。日常や無機物、天災等様々な素材をユーモアを交えながら踊りに変えていく。解説付き公演やラジオ番組型公演が普段ダンスを観ない人にも楽しめると好評を博している。

③オームアムア(中屋敷南・中瀬俊介)

「白夜草」
振付・出演:中屋敷南
ドラマトゥルク・映像:中瀬俊介
音楽:角田寛生

中屋敷南:ダンサー・振付家。人間の感情、感覚、そこに内包された欲望の表出を、繊細で表情豊かな動きで表現する。横浜ダンスコレクションEX2015最優秀新人賞受賞。
中瀬俊介:映像作家・ドラマトゥルク。広告映像やコンサート映像の演出を手がけながら、舞台創作に関わる。2014年、Performance
Project デルトーカを発足。2017年よりDance Company Baobabに加入。

④敷地 理

「 」※タイトル未定
演出・振付・音楽・出演:敷地理
出演:小松菜々子、村川菜々

人体彫刻におけるポージングの選定と舞踊における振付の類似点、またメディアとしての生身の身体への関心から留学先のベルリンでパフォーマンスを作り始める。あらゆるものが均質化し擬似化していく中での現実感の獲得と、上演空間を批判的に捉えることを目指し制作を行う。最近の主な活動に東京芸術祭2018APAF、中之条ビエンナーレ2019など。東京藝術大学大学院在籍中。

公演批評&出演者インタビューを公開します!

公演の後日、アーカイブHP、批評集にて批評家による公演批評を公開します。公演・作品をその場限りのものにせず、批評という切り口からもダンスの自明性を問います。

竹田真理(ダンス批評)
関西拠点のダンス批評家。毎日新聞大阪本社版ほかでコンテンポラリーダンスを中心に記事や舞台評を執筆している。

岡元ひかる(ダンス研究)
神戸大学大学院にて舞踊研究を行う。これまでWEBマガジンDANCECUBE、NPO法人DANCE BOXのアーカイヴなどで批評を執筆。実践家としての活動経験を生かした研究・批評を目指している。

クレジット

舞台監督:下村唯
照明:三浦あさ子
音響:井上至
チラシデザイン:ヨシ中谷・片山さあ(アシタノシカク)
チラシ撮影:寺田智也(3S)
記録撮影:岩本順平
制作:山本和馬、いはらみく
主催:「ダンスの天地」実行委員会
共催:神戸アートビレッジセンター(指定管理者:公益財団法人神戸市民文化振興財団)
協力:NPO法人DANCE BOX

共催