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梅田哲也「Composite」

2019年8月12日(月)

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ワークショップ《表現しないうたと身体》制作公演。
アーティスト 梅田哲也が、年齢や職業もさまざまな、総勢 20 名を超える出演者とパフォーマンスを立ち上げる。

「Composite」は、シンプルな声や身体の動きを組み合わせることで生み出される、指揮者のような中心点を持たない合唱作品です。 梅田はこれまでにフィリピン、ベルギーでワークショップを行い、現地の人々と共に本作を上演してきました。

日本では、京都国際舞台芸術祭 KYOTO EXPERIMENT 2016 SPRING で発表して以来の再演です。また、今回の神戸公演にあたっては、「表現しないうたと身体」と題したワークショップを開催し、梅田が一般参加者と共に「Composite」の公演本番に向けて作品を作り上げます。参加者は、小学生、中学生、高校生のほかに、教育に関わる大人などです。 梅田をはじめ、年齢や職業もさまざまな、総勢 20 名を超える出演者によるパフォーマンスを立ち上げます。

さらに今回、ゲストアクトとしてダンサーの山下残を迎え、過去の作品を再構成したライブパフォーマンスを同時上演いたします。

ワークショップ「表現しないうたと身体」についての詳細はこちら

開催概要

梅田哲也「Composite」

日時:2019年8月12日(月・祝)15:00 開演 30 分前開場/受付開始
会場:神戸アートビレッジセンター 2F・KAVC ホール
上演時間:60 分~80 分を予定。

出演:
Chapter.1 梅田哲也 × ワークショップ参加者、他
Chapter.2 山下残、垣尾優、佐々木峻一(努力クラブ)、畑中良太

料金:
《予約》一般:2,000 円、学生・かぶっクラブ会員:1,500 円
《当日》一般:2,500 円、学生・かぶっクラブ会員:2,000 円
高校生以下無料 ※要証明書提示 ※全席自由

アーティストプロフィール

梅田哲也|UMEDA TETSUYA
美術と音楽や建築の領域をまたいで、日用品や廃材といった身近なものを素材としたインスタレーションや、都市空間や自然のなかでのサイトスペシフィックな作品を手掛ける。近年の展覧会に「東海岸大地藝術節」(台東、2018年)他。個展では「See, Look at Observed what Watching is」(Portland Institute for Contemporary Art、ポートランド、2016年)など。パフォーマンスでは劇場の機能にフォーカスした舞台作品や、現地の人を巻き込んだプロジェクトを展開し、「Kunstenfestivaldesarts」(ブリュッセル、2017年)、「Tectonics2018-2019」(グラスゴー/アテネ)など、パフォーミング・アーツおよび音楽のフェスティバルにおいても作品を発表している。 siranami.com

撮影:Bea Borgers

山下残|ZAN YAMASHITA
1970年生まれ。大阪府出身。10代後半からダンスを始める。
振付の方法論や空間への仕掛けをゲームのように制約として用い、社会的な要素としての個々人の身体を、作品を通して解放させる取り組みを行っている。最新作はマレーシアの政権交代を、野党から立候補した友人と共にドキュメント&再現した『GE14』。
※ゲストアクトとして公演に出演。

参考写真

フィリピン・マウンテン州カヤン村でのワークショップおよび公演風景(2014年)
撮影者:Yasutaka Watanabe