人気講座第6弾!
シェイクスピア研究、桒山智成氏が「リチャード二世」の魅力に誘う
KAVC シアターで偶数月に上映する「英国ナショナルシアターライブ」。その中の 1 作品について、あらゆる角度からわかりやすく解説する講座シリーズの第六弾は、ウィリアム・シェイクスピア『リチャード二世』を題材に、桒山智成氏(京都大学大学院人間・ 環境学研究科准教授)を講師にお迎えし、シェイクスピア演劇の世界観やことばの面白さについて解説する連続講座を開催します。 映画鑑賞と合わせてぜひご参加ください!
先生のコメント
シェイクスピア演劇は難解なものと思われがちですが、初演当時はロンドンの民衆が観るエンターテイメントでもありました。この講座では『リチャード二世』を題材に取り上げ、シェイクスピア演劇の世界観やことばの面白さについて解説します。今回のナショナルシアターライブ上映と本講座をきっかけに、シェイクスピア演劇の楽しみ方やその奥行きを知っていただくことができれば幸いです
開催概要
ナショナル・シアター・ライブ 講座 vol.6
「シェイクスピア演劇の面白さと『リチャード二世』のみどころ」
日時:2019年10月11日(金)、10月18日(金)、10月25日(金)各回 17:00 ~ 18:30 (90分)
料金:一般 7500 円(税込)、かぶっクラブ 6000 円(税込)
※どちらも映画鑑賞料を含む。初回受講時に現金にて徴収します。
〈講座内容〉
▶︎10月11日(金)
第 1 回 NTL『リチャード二世』を見る前の基礎知識
シェイクスピア演劇の特徴を解説した後に、『リチャード2世』のみどころを紹介します。
▶︎10月18日(金)
第 2 回 原作『リチャード二世』の面白さについて
▶︎10月25日(金)
第 3 回 NTL『リチャード二世』とこれまでの上演・翻案作品
※第 4 回は、『リチャード二世』映画鑑賞となります。 上映期間中(10/12~25)のご都合の良い日に鑑賞いただけます。※火曜休
講師プロフィール
桒山智成(京都大学大学院人間・環境学研究科准教授)
専門はイギリス演劇研究。主な論文に「『冬物語』と絶対者の演劇性」(『シェイクスピア-世紀を超えて』(研究社)所収 ) や、「マクベスと役者の身体」『(甦るシェイクスピア』(研究社)所収))などがある。翻訳も手がけており、『ヨークシャーの悲劇』の翻訳(『英 文学評論』第 85 集所収)や、杉原邦生演出『ハムレット』公演や『夏の夜の夢』公演の翻訳などがある。