KAVC FLAG COMPANY 2020-2021 関連ワークショップは、演劇の”観方”をちょっと変える、初心者向けのワークショップシリーズです。
自ら体験することで、観客としてだけではない視点を増やし、いつもの観劇体験を豊かにすることを目指します。今年は、昨年度のKAVC FLAG COMPANY 2019-2020で公演を行った劇団から講師をお招きし、ワークショップを開催しています。

第5弾のワークショップは、2020年 第27回ＯＭＳ戯曲賞にて大賞を受賞した、山本正典さん（コトリ会議）と共に、まずは「言葉を書いて」みます。
言葉をいくつか書いてみると、いつの間にか戯曲になっているのです。

講師より：
書道じゃないよ。
一つの戯曲に、僕は大体25000字書きます。
誰かにきちんと言葉を届けようと思ったら、25000字が必要なのです。まだまだ足りないくらいなのです。
140字でおさまるものではないのです。
それは僕の書き方が下手くそだからでしょうか？
まあ、そうだとして…。
でも言葉って、本当は制限されるなんておかしいし、どんどん使っていいものだと思うし、使わなきゃ伝わらないものだと思うのです。
そんな話をしながら、皆で言葉を書いてみましょう。時間内に書き終わってもいいし、きっと書き終わらないし、僕が。

開催概要

KAVC FLAG COMPANY2020-2021 関連企画演劇ワークショップ vol.5
山本正典「言葉を書いてみよう」

日時：2021年3月13日（土）13:00〜15:00
会場：神戸アートビレッジセンター 会議室1

参加費：
一般　2,000円
FLAG COMPANY観劇パスお持ちの方・かぶっクラブ会員　1,500円

定員：10名

講師プロフィール

山本正典
コトリ会議所属作家。
04年、京都で小劇場での活動を開始。
07年、コトリ会議を旗揚げ、劇作を開始。
10年、『びゅいーん、瓶』にて應典院舞台芸術祭「space×drama2010」優秀劇団に選出。
18年、第9回せんがわ劇場演劇コンクール劇作家賞を受賞。第6回せんだい短編戯曲賞最終候補。
18年、『あ、カッコンの竹』第25回ＯＭＳ戯曲賞佳作。
19年、『しずかミラクル』第26回ＯＭＳ戯曲賞佳作。
20年、『セミの空の空』第27回OMS戯曲賞大賞を受賞。

《主催・お問い合わせ》
神戸アートビレッジセンター（指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団）

《助成》
文化庁文化芸術振興費補助金（劇場・音楽堂等機能強化推進事業）独立行政法人日本芸術文化振興会