KAVC全館を使った
美術・演劇・ダンス・音楽の体感型アートフェスティバル
本作品では、展示室内を撮影するカメラと、その映像が映し出されているスクリーンを撮影する計2台のカメラを使用しています。どちらの映像もコンピュータープログラミングによって時間が操作され、時間軸が違った映像がスクリーン上に重なって映し出されます。展示室内では、動く人々が記憶 (capture) され、それを見た人々は自らの動き (move) を 目撃し、その瞬間、それは消えていきます (gone)。
ローザンヌ国際バレエコンクール受賞をきっかけにイギリスへ留学。国外のカンパニーでダンサーとして活躍。2013年から振付も行う。今回は展示空間にカメラを設置し、スクリーンに映し出された時間軸が違う自分たちの動きの映像を観客は目撃し、その映像は消えていく。パフォーマンス時以外はインスタレーション作品として体験できる。